X02HTと、能率手帳の流儀
いきつけの本屋さんに、ふらっと立ち寄ったところ、「能率手帳の流儀」という本を見つけました。
威厳のある装飾。
棚の少し手前から、ぱっと目に付きました。X02HTのようなスマートフォンを使っている人からすれば、能率手帳なんていう古めかしいものは、縁遠い存在のようにも思われます。
能率手帳と比べて、X02HTはパソコンとの連携ができるし、電話も掛けられるし、ネットだって参照できるし、メールも送受信ができる。もちろん、スケジュール管理やWordやExcelなどの文書閲覧も可能。
だから、古めかしい能率手帳の本なんて……などと比較の対照にもなりかねない。
もちろん、X02HTは能率手帳に比べて便利になっているのは事実だと思います。しかし、「便利」になったのであって、「進化」したわけではありません。
便利になることを進化と呼ぶのであれば、それは進化だと思いますが、私は、X02HTのようなスマートフォンも、能率手帳のような紙の手帳も、それらを使って「何か」が良くなるから使うのだと思います。
その「何か」とは、おそらく、スマートフォンも紙の手帳も共通のモノであって、スマートフォンを持っていなかった時代の人たちが、スマートフォンが無かったからといって、その「何か」が良くならなかったということはないと思うんです。
では、その「何か」とは何だろうかと考えると、私は、自分自身だと思う。
少々大げさかもしれないけれど、自分自身をよりよくするために、スマートフォンや手帳を使うのだと思います。
自分自身が変わらなければ、何も変わりません。
毎日不平不満ばかり言っている自分がいれば、自分の周りには不平不満ばかりです。毎日ニコニコしている自分が居れば、自分の周りにはニコニコばかりです。
自分が成りたい自分に成るために、スマートフォンや手帳を使うのだと思います。ですから、日本の手帳の古典とも言える、能率手帳の本を読むことで、何か大切なモノを学べるような気がして、能率手帳の流儀を購入しました。
今夜あたり、フォトリーディングして、マインドマップを作成しようと思います(^^)
能率手帳の流儀野口 晴巳