フォンブレイバー 815T PBと、マクロス FRONTIER
企画者に聞く「フォンブレイバー 815T PB」 ITmedia
これを見たときには、衝撃を受けました。
何かの、おもちゃかと思ったら本当に携帯なんですからっ。
カッコイイとか、カッコ悪いとか、そんなこと関係なく、誰もが頭の中で思い描くような企画だけど、行動に移せない企画を、よく通せたものだと驚きました。
こういうことができてしまうSoftBankは、凄いですね。こういう、いい大人が悪のりして一所懸命作ったようなものって、ただ存在するだけで価値があるような気がします。
こういう悪のりから、突然ものすごいものが生まれることもあるんですから。
ところで、この記事を書くことを考えていたときに、あることがあたまの中にふっと思い浮かびました。
最近、マクロス FRONTIERというアニメーションが放送されていて、子供の頃マクロスが大好きだった私は懐かしさも感じながら見ているのですが、その中に、ちょっと気になる小道具が出ていました。
登場人物の中に、ランカ・リーという少女が居るのですが、その少女が携帯電話のような通信端末を持っています。その通信端末は、緑色の端末で、ぬいぐるみのような素材でできています。
メールが来たとき、そのぬいぐるみを、ぎゅっと握ると、メールの内容が表示される設定です。
私はその通信端末を見たとき、すごいアイディアだと思いました。
通信端末と言えば、機械的なものであり、プラスチックや金属などの硬い素材でできているイメージがつきまといますが、マクロス FRONTIERの中に出てきた通信端末は、ぬいぐるみなんです。
手のひら二個分くらいのサイズのぬいぐるみが、通信端末なんです。
今の技術があれば、似たような端末を作れるんじゃないかな。
今まで、「携帯電話」という形にとらわれていたり、古いSFに出てくるような腕時計型携帯電話の形にとらわれていたりして、きまりきった形の携帯電話しか出てきていないですが、携帯電話という形をまったく無視しながら、生活の中にとけ込む端末が近い将来出てくるような気がします。