PDA x ケータイ FAN

X03HTのフルキーボードは、どうも開きにくいなと思っていました。上の写真で説明すると、右から左に液晶部分をスライドさせてフルキーボードを露出させます。どうしてそういう造りになっているのだろうと思っていたら、HTCにはポリシーがあるそうです。

HTC端末では一部を除き、縦持ちした時にWindows Mobile Standard搭載モデルは右から左に、同Professional搭載モデルは左から右にスライドしてQWERTYキーボードが現れる。これは「Professionalはスタイラスを（右利きの人が多いので）右手で持ち、左手でスライドさせるが、Standardはメールや電話を右手で操作し、右手でスライドさせるため」（川内氏）という豆知識も披露された。 女性ユーザーも満足させたい――最新Windowsケータイ「X03HT」への期待度(ITmedia +D モバイル)

 ……右手で操作して、右手でスライドさせるってことは、私がやっている操作と同じだよね？

どうして、私は、操作しにくいんだろう？……　しばらく悩みました。そこで、とりあえず、自分が今やっている操作をトレースしてみました。

私はまず上の写真のように、X03HTを右手で縦にもった状態からストラップを支点にして左に傾けます。そうすると、右手の親指を使って液晶を上にスライドさせてフルキーボードを出す体勢ができるのですが、液晶を下にスライドさせないとフルキーボードは出てきません。

写真で説明すると、以下のようになります。

これではフルキーボードが使えません(^^;

[今までの手順]

1. X03HTを右手で持つ。
2. ストラップを支点にしてX03HTを左に傾ける。
3. キーボードをスライドできない orz

そこでまた、しばらく悩みました。
右手で持ち、右手でスライドさせるということは……

右手でスライド指せてから、傾けるということでした(^-^;
上の写真のように、縦に持った状態でスライドさせてから傾ければスライドさせやすいです。

操作する手順が一つ違うだけで、こんなに使いやすさが変わるとは！？

 しかし、この方法には問題点が……

X03HTを閉じた状態で持っているときは、ストラップを右手の薬指と小指で握っているので、フルキーボードを使うためには一度薬指と小指を開かなければいけません。

つまり、ストラップを一度手放す必要があります。そのため、ちょっとした不安感があります。

ストラップを付ける習慣のない国の開発者さんたちにはわかりにくい感覚かもしれませんが、X03HTのフルキーボードは左から右へスライドさせる形状にしてほしかった。

とはいうものの、しばらく使って慣れていけば気にならなくなる部分でもあるので、慣れていこうと思います(^^)

[これからの手順]

1. X03HTを右手で持つ
2. キーボードをスライドさせる
3. X03HTを持ち変える