JBMIA スマートフォンの課題
shino-blogさんで見かけた、JBMIAモバイルシステム部会がスマートフォンの課題などを指摘の記事で、スマートフォンに関するいろいろな問題点が挙げられていました。なお、この調査は日本国内でキャリアから販売されているスマートフォン限定の調査のようです。
さて。私が一番感じているのは、「搭載しているソフトが成熟していない」です。携帯電話も同様です。理由は以下の三点です。
- 速度性能が悪い
- 機能は豊富だが作り込みが浅い
- 機能間の連携が少ない
それぞれについて、以下で説明します。
速度性能が悪い
性能にはいくつかの評価項目(CPU使用量、メモリ使用量、速度性能など)がありますが、その中でも速度性能が悪く、操作に対するレスポンスが遅いです。
- キーボードを入力してから画面に表示されるまでの速度が遅いです。入力速度に画面表示が追いつかないことが多々あります。
- 特に携帯電話で、メールやiモードのボタンを押すと、2秒くらい待たされます。Palmのように、ボタンを押した瞬間に表示されるくらいにならないとストレスを感じる。
機能は豊富だが作り込みが浅い
カメラ機能や、テレビ機能、音楽機能に、フルブラウザ機能など、機能は豊富ですが、基本機能の作り込みが浅く、通常利用で問題があります。
- WM6や多くの携帯では、スケジュールの検索ができない。
- WM6や多くの携帯では、メモの検索(grep)ができない。
- 携帯電話は、入力できるスケジュールの件数が決まっている。
- 携帯電話は、入力できるメモの件数が決まっている。
機能間の連携が少ない
922SHやSH906iなどではだいぶ改善されていますが、機能間の連携が少なく、1つのスマートフォンや携帯で複数の機能を持ち歩いているだけで、それらを連携させて便利な使い方ができるような仕組みが提供されていません。
- 922SHの、ちょこっとメモのように書いたメモを他のアプリへ連携させる機能がない。
- SH906iの、電子メール中の言葉を選択して辞書で検索する連携機能がない。
まとめ
以上、いろいろあげてみましたが、私が所有している日本国内でキャリアから販売されている携帯電話やスマートフォンや、Webに掲載されている製品情報から書いた記事ですので、「実は○○という機種にはこんな機能もあるんだ。」ということもあるかもしれませんのでご了承ください。
さて。海外のスマートフォンに目を向けると、「速度性能が悪い」と「機能は豊富だが作り込みが浅い」に関しては、Palmでは解決してるんですよね(^^;
だから、Palmは使いやすいんです。
機能間の連携については、PalmならDAを使えば解決できたような気がするので、機能間の連携さえも解決できてしまうかもしれません。
そんなわけで、日本国内でもTreoを販売してください m(__)m