Zaurus SL-C3000にhowmをインストール
Zaurus SL-C3000にEmacsをインストールしましたので、howmもインストールしてみようと思います。インストールは意外と簡単でした。そのさいのメモを残してみます。
howmをダウンロード
以下のサイトから、howmをダウンロードします。
Title: howm: 一人お手軽 Wiki もどき
URL : http://howm.sourceforge.jp/index-j.html
howmをインストール
Zaurusで、howmの.configureやmakeなどをうまく実行できるか不安だったので、以降の手順にあるような形で、ファイルコピーして設定を済ませました。
Windows上での操作
- Windows上で、ダウンロードしたhowmを解凍
- デスクトップに、「howm」フォルダを作成
- 解凍したhowmのフォルダ直下にある、「*.el」ファイルを「howm」フォルダにコピー
- 解凍したhowmのフォルダ>jaフォルダ内にある、「0000-00-00-000000.howm」ファイルを、「howm」フォルダにコピー
- 「howm」フォルダを、Zaurusにコピー(私は、/home/zaurus/Documents/Install_Files にコピーしました。)
Zaurus上での操作
- Terminalを起動し、rootユーザになる
- 以下の場所に、「howm」ディレクトリを作成
/hdd2/QtPalmtop/share/emacs/site-lisp - Windowsからコピーしてきたhowmディレクトリから、*.elファイルを、以下のディレクトリにコピー
/hdd2/QtPalmtop/share/emacs/site-lisp/howm - Terminal上でrootユーザを抜け、一般ユーザになる
- 以下の場所に、「howm」ディレクトリを作成
/home/zaurus/Documents/Text_Files - Windowsからコピーしてきたhowmディレクトリから、「0000-00-00-000000.howm」ファイルを、以下のディレクトリにコピー
/home/zaurus/Documents/Text_Files/howm
以上で、howmの実行に必要なファイルのコピーが完了しました。
.emacsの設定
howmの実行ができるように、.emacsを以下のように設定します。
;;; howmの設定
(setq howm-directory "/home/zaurus/Documents/Text_Files/howm")
(setq howm-menu-lang 'ja)
(global-set-key "\C-c,," 'howm-menu)
(autoload 'howm-menu "howm" "Hitori Otegaru Wiki Modoki" t)
あとは、Emacsを再起動して、C-c,,を実行すれば、howmが立ち上がります。
howm in Zaurus SL-C3000のスクリーンショット
howm-directoryをSDカードやCFカードにして、PCで利用しているhowmのhowm-directoryもカードを参照するように設定しておけば、カードを差し替えるだけで、1つのhowmのファイルを利用できるようになると思います。(まだ試してません)