コピーナインスで、コピーワンスを大幅緩和?
コピーワンスから、コピーナインスになるようです。
デジタル放送のテレビ番組をDVDレコーダーに1回しか録画できないよう、特殊な信号を使って制限している「コピーワンス」について、総務省は6日、DVDなどに9回までのダビングを認めるよう、放送局などに要請する方針を明らかにした。 デジタル放送番組、コピー9回までOK…総務省が要請へ:YOMIURI ONLINE
つまり、こういうこと。
- コピーナインスを使って、バックアップ
コピー回数の残り:8回 - 機材の故障などで、マスターデータ消失
コピー回数の残り:0回 - 手順1で作成したバックアップを概念上の元データとし、バックアップを作成
概念上の元データと位置づけられるが、記憶装置上ではコピーされたデータという扱いになっているため、バックアップできない。
ちなみに、海外の状況について、以下のようにふれられいました。
デジタル放送のダビング制限について、海外では、09年のアナログ放送終了を控えた米国でコピー制御が計画されたが、実施されていない。フランスや韓国でもダビングの制限はなく、コピーワンスは日本独特の慣行とされていた。 デジタル放送番組、コピー9回までOK…総務省が要請へ:YOMIURI ONLINE
日本の放送業界、ちょっとおかしいでしょ?(いまさら、そんなこと言ってるなよ。という声が聞こえてきそうですが、改めて言わせていただきました(^^;)
携帯電話キャリアーなどの通信業界についても同じことが言えますが、消費者を無視した制度ですよね。
総務省、がんばっているな~という感じもときどきありますが、もしかしたら、がんばっている一方で、癒着している者たちも居るのではないだろうかと感じてしまいます。