WILLCOM Advanced/W-ZERO3[es] ブラウニーブラックの写真付きレビュー
WILLCOM Advanced/W-ZERO3[es] (アドエス)ブラウニーブラックの写真です。
動く実機を、CEATEC JAPAN 2007でさわってきました。
想像以上によく出来ているスマートフォンです。
手に握ったサイズが、大きすぎず小さすぎず、ちょうど良いです。
アドエス本体の表面に刻まれた小さなギザギザが、手にひっかかり、落下防止にも役立っています。
フルキーボードは、初代W-ZERO3[es]より本体がスリムになったことにより、上下の幅がスリムになりました。ほんの少しスリムになっただけのはずですが、見た目の印象はインパクトがありました。
スライド機構のがたつきは、初代W-ZERO3[es]と同様に感じましたが、それでも気持ちよく使えそうです。
キーボードのキーは、中央がふっくらもりあがっています。
小さなパーツですが、押しやすくなるように工夫されています。
裏面も、手抜かり無く綺麗に仕上げられていました。普段は見えない部分が綺麗に仕上げられていると、開発者の愛情が感じられ、気持ちよく使えます。
あと、W-ZERO3[es]、X01HT、X02HTと乗り換えてきて、Windows Mobile端末には慣れているつもりですが、アドエスをさわってみて戸惑ったのは、ソフトキーが無いことでした。アドエスを閉じたままテンキーで操作しようとしたら、ソフトキーがなくて戸惑いました。しかし、そのあたりは、ソフトキーを設定するツールがフリーウェアなどで出回っているようなので心配なさそうです。
予定表アプリの使い勝手は、X02HTと同じく、サクサクと動作しました。予定表アプリはX02HTだから早いということではなく、Windows Mobile 6だから早いということのようです。横に並べて比較したわけではないので、どちらがより早いのかはわかりませんでしたが、アドエスを単純に利用しようと思ったときに、十分に実用レベルのように感じました。
ほかには、液晶画面が大きいのが良いです。単にサイズが大きいというだけでなく、解像度も高いので、X01HTやX02HTに比べると、一画面に表示できる情報量が格段に違います。小さい画面の良さというのもありますが、大きな画面はやはり使いやすいです。