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2007年6月 アーカイブ

2007年6月 7日

Advanced W-ZERO3[es]

W-ZERO3[es]の新型。Advanced W-ZERO3[es]が出ましたね。(Advanced: 進歩、進化、上級の意味)

Advanced W-ZERO3[es]
SHARP: Advanced W-ZERO3[es]

さて、pocketbookの章仁さんのところで、「新[es]どう受け止めました?」という記事がありましたが、私はというと……

pocketbook
pocketbook: 新[es]どう受け止めました?

WILLCOMのサイトでは、長い間、新型W-ZERO3のネタでひっぱったうえにバナー広告で情報リークなどというドタバタもありましたが、フタを開けてみると、リークしたままの機種のうえに、あんなに長くひっぱるほどの機種なのかという疑問が残る形での発表でした。

しかし、ひっぱるほどの機種ではなかったものの、初代W-ZERO3[es]の良い形での進化形だと思います。小さな改善をしっかりと積み上げてきた、WILLCOMさんとSHARPさんの姿勢がとても良かったです。

あと、最も気になるのは、本体よりも中身です。W-ZERO3[es]やSoftBank X01HTは、本体のほうは良いものの、OSの動作が緩慢なうえに、フリーズがたびたび発生します。そのうえ、W-ZERO3[es]は電波が非常に不安定(地域性もあるかもしれません)でした。

そんなわけで、Advanced W-ZERO3[es]および、今後リリースされるWindows Mobile機に期待することは……

  • 実用的な速度で動作すること
  • 電波が不安定ではないこと
  • フリーズしないこと

これだけです。これだけ改善されれば、非常に使いやすくなります。PalmやZaurusではできている(電波はのぞく)あたりまえのことが、W-ZERO3[es]やSoftBank X01HTではできていないので、絶対に改善してほしいです。これらが改善されないと、携帯電話としても、PDAとしても安心して使うことはできません。

本体の派手さを強調するのは良いのだけれど、それ以前に、高速に安定して動作するというあたりまえのことを、しっかりと作り込んで欲しいです。

それさえできれば、初代W-ZERO3[es]も、SoftBank X01HTも、非常に快適になります。

もう一つ気になったのは、ウィルコムファンさんの、以下の記事。

本体のサイズを小さくした代償として、スタイラス(右)は本体に収納されない。
ウィルコムファン W-ZERO3: ついに登場!「アドバンスト・エス」はさらにスリムでラグジェリー

これは良かったと思います。私の場合、スタイラスはまったくと言っていいくらい使いません。できることなら、全部、キーボードだけで操作したいくらいです。キーボードで操作できないときに、仕方なくツメの先で画面をタップすることがあります。

それだったら、いっそのこと、本体を大きくしてしまう原因となっているスタイラスは要らないし、スタイラス付きのストラップがあれば、スタイラスを出し入れする面倒な操作を省けるので、Advanced W-ZERO3[es]の思い切った仕様変更はとても嬉しいです。

2007年6月13日

Offisnail Date for WM5 をX01HTで愛用してます

X01HTとOffisnail Dateの写真

Offisnail Date for WM5 1.07 がリリースされていたのでインストール

【変更点】
・地域設定により表示領域が不足し週番号が表示されなくなる問題に対応
Offisnail Date for WM5 1.07 : Offisnail

以前は、Offisnail Dateをあまり使っていなかったんですけど、キーボードのショートカットを自由に割り当てられることを知り、好みの状態にカスタマイズしはじめたら、手放せないアプリになりました。

私にとっての、キラーアプリです。

 

2007年6月17日

Palm Foleo モバイルコンパニオン

Palm Foleo モバイルコンパニオンが発表されて数日経ちました。各所で叩かれていますが、私は意外に良いと感じました。

Palm. Inc. -Products - Foleo - のスクリーンショット
Palm. Inc. -Products - Foleo - のスクリーンショット

少し大きすぎるかもしれないということが気になりますが、今までほしいと思っていたカテゴリーの商品です。

  • スリープ状態からボタンを押した瞬間に起動
  • フルキーボードでメモを大量に書き込める
  • メモとスケジュールのデータを、高速に一度に検索できる
  • ワイヤレスで、ネットに接続できる

そういえば以前、Palm好きの私が、Palm好きの人が集まるチャットの中で、A5サイズくらいでキーボード付きのPalmOS搭載機が欲しいと言ったら、ばかにされたことがありました(^^;

しかし、外出先で、フルスペックのPCが必要になることは、ほとんどありません。それよりも、軽快に動作して、バッテリーが長時間持ち、文章を大量に作成できる端末の方が重宝します。

そんなわけで、待望の端末ですが、私の現在の作業場所では、パソコンの持ち込みおよび、PDAの業務利用が禁止になっています。(スケジュール管理くらいならOKですが、議事録作成のようなことはNGです。)

購入しても使える場所がなさそうです。悲しいことです。

できれば、今後、日本で、電子辞書を少し大きくしたくらいのサイズで、電子辞書のカテゴリーとして出してくれれば、持ち歩くことも可能になるんですが、そういうPDAって、出してくれないですかねぇ。

最近の日本市場では、セキュリティー云々で、ばかげた対応をとる企業が多いので、そのようなプロダクトがあると、うれしい人がたくさんいるような気がします。少なくとも、私はうれしいです。

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イベント/2007.06.15 「Advanced W-ZERO3es」内覧会(WindowsケータイFAN)

Advanced W-ZERO3[es]の内覧会の記事が、WindowsケータイFANさんにアップされていました。

イベント/2007.06.15 「Advanced W-ZERO3es」内覧会(WindowsケータイFAN)
イベント/2007.06.15 「Advanced W-ZERO3es」内覧会(WindowsケータイFAN)

一足先にふれられて、楽しそうです。Q&Aコーナーも設けられていたようで、そのときの内容も合わせて掲載されていました。興味深い内容でした。

ところで、現在、日本のスマートフォン市場は、導入期から成長期になろうとしています。そのため、多少問題のある端末や、使いにくい端末であっても、出すだけで売れてゆく状況のはずです。

しかし、高機能を実現させたまま、薄さや軽さなどの技術ばかり競い、ユーザーがどこのポケットに入れて持ち歩くのかとか、カバンに入れるならこのようにして持ち歩くとか、立ったまま使うのか、座ったまま使うのか、歩きながら使うのか、今のうちから利用シーンから形状やGUIを設計してゆかないと、成長期が終わったとたん見向きもされなくなると思います。

Advanced W-ZERO3[es]が、どこまでそのような利用シーンを考慮して作られたのか、実際に使って試してみたいですが……ウィルコムは、自宅内で電波が非常に不安定なので、買いたくても買いにくい状況です。

SoftBankあたりから出してくれると良いんですけどね(^^;


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2007年6月19日

ドコモ2.0 そろそろ反撃してもいいですか? とは、こういうことなのか。

DoCoMoのチラシの写真DoCoMoのチラシの写真DoCoMoのチラシの写真

ドコモ2.0 そろそろ反撃してもいいですか?

というのは、こういうことだったのか(-_-メ)
嫌いなドコモが、ますます嫌いになった。

家族割りの関係で、どうしてもドコモとの契約が必要なんだけれども。
できれば止めたい。

こんなチラシ作ってる暇があったら、まともな端末を出して、まともな料金体系にしてくれ!
私のドコモ利用料金は、こんなものを作らせるために払ってるんじゃない!

そんなわけで、妙に腹立たしいチラシでした(^^;

……たぶん、以前からあるチラシだとは思うんですけど、CMとの相乗効果で嫌悪感倍増です。

がんばれ、SoftBank!!

2007年6月24日

総務省 ドコモなどの1円携帯規制へ!!

ドコモの1円携帯や、auの1円携帯などの規制に、総務省が動き出しました。

総務省が「1円携帯」を規制、格安端末は市場から姿を消すことに?
総務省が「1円携帯」を規制、格安端末は市場から姿を消すことに?(GIGAZINE)

最も安い場合は1円といった価格にまで値下げをして販売する従来の「インセンティブモデル」が、携帯電話会社が報奨金を回収するために通信料を上乗せする結果につながっていることや、端末を頻繁に買い換える人が値引きで恩恵を受けるのに対して、長く使い続ける人が損をする 総務省が「1円携帯」を規制、格安端末は市場から姿を消すことに?(GIGAZINE)

先日、当ブログにおいて、1円携帯不買運動 (1円携帯と携帯電話料金の不透明性)という記事をアップしましたが、行政による規制という形で、1円携帯が市場から消えてゆく可能性が高まってきました。

しかしこの問題、テレビなどのニュースで大きく取上げられていないような気がします。携帯電話会社がCMを放送している限り、このような問題について、ニュース番組で取上げにくいのでしょうね。


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SoftBank X01HT の動作が重い。対策方法は?

ソフトバンクのX01HTの動作が、最近、不安定になり遅くなりました。

SoftBank X01HTの写真

キーボードをスライドさせて入力しはじめても、キーボードからの入力を受付けなかったり、Pocket Outlookにメールアカウントを追加しても、ソフトリセットを実行すると設定が消えていたり……

そんなわけで、ハードリセットを実行しました。

ハードリセットの方法

本体前面にある、「-」のキーを2つとも押しながらリセットボタンを押すだけで、ハードリセットを実行できます。その後は、画面の表示に沿って操作していくだけで、簡単にハードリセット完了です。

ハードリセットすると、工場出荷時の状態になります。

工場出荷時の状態になるとは言っても、予定やアドレスなどのデータはパソコン上のOutlookと同期させているため、ActiveSyncしなおすだけで使い始めることが出来ます。

X01HT、ハードリセットの効果は?

 想像以上に快適です! 今までの不安定さや動作の重さが嘘のようになくなりました。いろんなアプリをインストールしていたので、そのうちの何かが悪さしていたのかもしれません。

X01HTの動作が重くなったり、不安定になったりしたら、ハードリセットをお勧めします。

ハードリセット以外にお勧めしたいこと

必要以上にアプリケーションのインストール・アンインストールをしないことも、あわせてお勧めしておきたいです。

ソフトウェア開発者としての私の目から見ると、必要以上にアプリケーションの追加・削除をしないようにするというのは、運用による問題の回避にあたり、Windows Mobile5というOSの品質の悪さによるものと考えられ、OSへの負荷テストや長時間運用テスト、異常系のテストが足りていないように見えます。

しかし、運用で回避している限り、快適に使えるようです。

X02HTや、X01Tに搭載されているWindows Mobile6で、そのあたりがどの程度強化されているか、とても期待しています。

 

2007年6月25日

“世界に通用する”ケータイの作り方──Nokia流携帯開発術(ITmedia +D モバイル)

 ITmedia +D モバイルに、Nokia流携帯開発術についての記事がありました。

“世界に通用する”ケータイの作り方──Nokia流携帯開発術

携帯をベルトに付けている人はどれくらいいるのか、どの国でサイフを持ち歩く人が多いのか、携帯をどのように持ち歩くかなど、調査項目は多岐にわたる“世界に通用する”ケータイの作り方──Nokia流携帯開発術(ITmedia +D モバイル)

私も以前、どこかで書いたと思うけれど、スマートフォンやPDAには、こういうことが必要なんだと思うんです。

たとえば、カバンの中を見回してみると、ケータイを入れる場所や電子辞書を入れる場所、紙の手帳を入れる場所はあるんです。しかも、その場所は、それらを入れるのにちょうど良い大きさのポケットが用意されています。

しかし、日本製のスマートフォンやPDAはどうでしょう?

そういう場所がありません。わざわざ専用ケースに入れて、カバンの中に大切にしまいこまれます。ケータイのようにポケットの中に入れて持ち歩く人は少ないですし、腰に下げて歩く人も少ないです。

ですから、スマートフォンやPDAには、肌身離さず持ち歩けるデザインや、カバンの中のポケットにちょうど良く納まるデザインが必要だと思うんです。もちろん、専用ケースなど不要で……

トイレの中から会議室まで、肌身離さず身につけていられるような、そんなデザインが必要だと思うんです。

 

2007年6月26日

BOBLBE-E/ボブルビー アニアラを購入レビュー

ボブルビー・アニアラの写真ボブルビー アニアラ(BOBLBE-E ANIARA)を購入しましたので、レビューします。今回、購入したのはマットブラックのモデル。落ち着いた色合いです。

ボブルビー アニアラの写真
ボブルビー アニアラと、ボブルビー クラフトホルダー

ボブルビー アニアラの写真ボブルビー アニアラの写真ボブルビー アニアラの写真
頑丈だけれど開けやすいアニアラ
ボブルビー アニアラの写真ボブルビー アニアラの写真ボブルビー アニアラの写真
パッケージには女性のほかに相撲取りの写真も。
ボブルビー アニアラの写真ボブルビー アニアラの写真ボブルビー アニアラの写真
クラフトホルダーにはRHODIA #11やペンも入ります

ボブルビー・アニアラは、ずっと欲しかったケースで、pocketbookの章仁さんの記事に触発されて思わず購入してしまいました(^^;

私はいつも普段着で仕事をしているので、ジーンズをはいていることが多いです。スーツは出張のときくらいです。そんなわけで、夏場になるとスマートフォン(SoftBank X01HTやW-ZERO3[es]など)を持ち歩くのに困ってしまいます。手に持って歩くのはじゃまだし、ポケットに入れて持ち歩くのは、ちょっと怖い。

そこで、ボブルビー・アニアラです。

ハードケースなので、ちょっとやそっとの衝撃では中身はびくともしませんし、章仁さんの記事にあるように、相当な衝撃があっても壊れないことは実証済み。

ボブルビー アニアラの写真ボブルビー アニアラの写真ボブルビー アニアラの写真
フィギュアのようなパッケージ。イラストもセンスが良い

ボブルビー・アニアラを使い始めて、非常に安心してスマートフォンを持ち歩けるようになりました。今は、SoftBank X01HTを入れていて、中がちょっと広めでカタカタと動いてしまったので、ボブルビー・アニアラ付属のクッション材を中に積めて、スペースを調整しています。おかげで、アニアラの中でカタカタ動かなくなり、気にならなくなりました。

今、ボブルビー・アニアラをほとんど1日中、腰からぶら下げています。

最初は邪魔だったのですが、最近は、仕事から帰ってきて、アニアラを腰からはずすと、なんだか腰の辺りがスカスカして収まりが悪い感じになります。体の一部のような感じです。

ちょっとかっこよく言わせてもらえるなら、侍が刀を差しているような感覚だと思います。現代においては、スマートフォンのようなツールは、多くの情報を扱えるので、ある意味武器ですからね!

そんなわけで、ボブルビー・アニアラを非常に気に入っています(^^)


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